ボクサーの計量前の追い込み減量方法は体に悪い？
ボクサーが試合前に追い込み減量して計量を突破するために
激しい運動と食事制限をしますが、
とにかく体重さえ落とせばいいというものでもありません。
そもそも体力を落とさずに減量できる限界は
ナチュラルウェイトの５％までと言われています。
つまり体重が60ｋｇの人でしたら57ｋｇまではそれほど体力を落とさずに
減量できる一般的な限界ということになります。
無茶な減量のせいでフラフラな状態でリングに上がっても
きっと自分の満足できる試合にはならないかと思います。
特に試合直前の急激に減量するのは体力も奪ってしまうので、
パンチに力が入らないし、素早く動けなくなっては元も子もありません
軽量前にいきなり頑張るのではなく、
普段から少しずつ慣らしながら減量しておくことがとても大事です。
特に炭水化物をカットしたり、食事を減らしたりは普通にあるのですが、
さらに水分も減らしたりして計量前まで本当にギリギリの状態で減量することもあります。
最後はサウナなどに行って絞った雑巾からさらに水分の残りかすを絞り落とすような
そんな減量をしていました。
当然体に悪いのですが、試合のためです。しょうがありません。
僕自身も現役時代によくサウナに通っていました。
でも計量直前にいっきにやるよりも、普段から継続的に通って体を慣らしながら
減量したほうが、同じ体重に落としたとしても体のコンディションが全然違います。
減量はあくまで通過点であって、その先にある「試合で動けるカラダ」に仕上げていかなくてはいけません。
ちなみに自宅の風呂で減量ができるサウナスーツがあるのですが
こういったものを利用するのも普段からの体重コントロールにかなり有効です。
いちいちサウナに行かなくてもいいですし、体の新陳代謝もアップして健康にもいいです。
こういったものを１つ持っているとサウナ代もいらなくなりますので
コストパフォーマンスもいいので経済的です。
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